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加藤裕子について
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加藤裕子の本
「シャキッと炒める」を
英語で言うと

(加藤裕子著 幻冬舎)

「こってりした味」「麺をすする」「豆腐を水切りする」「離乳食」・・・ 学校では習わないけれどアメリカ人とのコミュニケーションに不可欠な 「食べる英語」の数々を、ベジタリアン仲間と過ごした日々を綴ったエッセイと からめて紹介。生活に即した生の英語表現が、気軽に覚えられる一冊。 目次はこちらから。


寿司、プリーズ!
(加藤裕子著 集英社新書)

客と職人が一緒になって踊りだすディスコ寿司屋、続々と誕生する青い目の寿司シェフたち、そして今や日本に逆輸入されるアメリカン寿司ロール・・ダイナミッ クに変容するSUSHIが教える日米の「食」の明日 目次はこちらから。


『食べるアメリカ人』 加藤 裕子著 大修館書店 1,600円 (四六判・242頁)

〜アメリカ人の味覚や食に対する思想の背後にアメリカ人の不思議なメンタリティが見えてくる〜

もしも「アメリカ合衆国」が「ひとりの人間」だったら…というつもりで、「食」をテーマに観察する。日本人にしてみればちょっと不思議な感じがしないでもないアメリカ人の食べっぷり、まずは楽しんでみてください。

ビタミン剤が食事代わり
1日の糖分消費量はスプーン50杯分
ピザ消費量は毎秒350切れ
おふくろの味は缶詰スープ
「ファーストフードのせいで太った」と訴訟
夕食にコーンフレーク・・・・・・それでも本当はアメリカは美味しい!?
ISBN: 4-469-24479-1

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目次:

[1]アメリカ人は「味音痴」?
 1 アメリカの料理が「まずい」理由
 2 「食事」がなくても生きていける
 3 どうしてこんなに甘いのか
 ◆コラム1・「味より栄養」な人々

[2]アメリカンな食べ物たち
 1 三大ファーストフードのルーツを探る
 2 アメリカ発の食べ物あれこれ
 ◆コラム2・大統領の食卓

[3]冷蔵庫の中はいつもいっぱい
 1 巨大スーパーを探検する
 2 ファーマーズ・マーケットの悦楽
 ◆コラム3・飽食の国に広がる飢え

[4]矛盾だらけの健康おたく
 1 どうしてもやせられない
 2 ベジタリアンは「かっこいい」?

[5]アメリカの料理本を読む
 1 一家に一冊、のロングセラー
 2 アメリカ料理界のスターたち

[6]世界の食が集まるアメリカ
 1 「腹いっぱい食べられる国」の磁力
 2 ニューヨークはエスニックフード天国
 3 アメリカで食べたいエスニックフード
 ◆コラム4・エスニック・レストランのメニュー

[7]アメリカで進化する日本食
 1 アメリカ人とSUSHIを食べる
 2 アメリカで人気の日本食あれこれ
 ◆コラム5・アメリカ人に受ける日本食

[8]アメリカの食をめぐる旅
 1 実は豊かなアメリカ郷土食
 2 「アメリカ料理」の原型、ニューイングランド
 3 とびきりグルメなニューオーリンズ
 4 流行はカリフォルニアからやって来る
 ◆コラム6・アメリカ料理のレシピ

[9]アメリカはおいしい…か?
 1 「家庭の味」は復活するか
 2 おいしいアメリカは朝食にあり

あとがき
参考文献



…アメリカの食文化を知るためのキーワード…

『ザガット』
TVディナー
エナジーバー
ポーク&ビーンズ
マカロニ&チーズ
砂糖中毒
ファット・フリー
クラッカージャック
ピーナッツバター&ジェリー・サンドイッチ
紙袋かビニール袋か
ファーマーズ・マーケット
フード・ガイド・ピラミッド
フェイクミート
ジュリア・チャイルド
カリフォルニア・ロール
ヌーベル・ジャパニーズ
ソウル・フード
ケイジャン,クレオール
フュージョン
カリフォルニア・キュイジーヌ
ダイナー



「どんなものを食べているか教えてくれたまえ。君がどんな人物か当ててみせよう」  『味覚の生理学』を記したフランスの伝説的美食家、プリヤ・サヴァラン(1755〜1862)による有名な言葉である。

サヴァランにならって、もしも「アメリカ合衆国」が「ひとりの人間」だったら…というつもりで、「食」をテーマに観察してみたのが本書である。いろいろな意味で巨大な、そして多様性に富み、変化のスピードが速いこの国も、「食」という身近な切り口を通せば、ひょいと素顔が見えてくるかもしれない。

とにかくエネルギッシュで、日本人にしてみればちょっと不思議な感じがしないでもないアメリカ人の食べっぷりを、まずは楽しんで読んでいただければ幸いである。
 
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